ケース・スタディー
     

content_paste ケース(1) - 借りた不良車で事故死した日本人留学生のための賠償金

group 依頼人
ご遺族・他の被害者
group 調査対象人
車持主、その保険会社
photo_camera 第3者・機関
目撃者・警察

19才, 21才の日本人留学生二人は同じ大阪出身、ロサンゼルス郊外のコミュニティーカレッジに通う男子学生で、趣味がサーフインであることから 週末には二人で近所のビーチで過ごすことが多い。

あるとき南カリフォルニアのサーフィンのメッカ、ハンティントンビーチでサーフィンをしようということになり、知人の車を借り、ある日の早朝5時前、国道405号線を南下、 ようやくあたりが明るくなりかけた頃、現場より数キロ手前で車の突然ハンドルが効かなくなり、左側車線を走行していた車に激突。

二人の学生のうち一人がその場で死亡、同乗者も重傷を負う。隣車線を走行していた車も大破、ドライーバーも瀕死の重傷を負う。 警察の事故調査の結果、事故原因は明らかに車両の整備不行き届きで、不良車両とされ車のオーナーの刑事責任が問われる。

後日レント代を取って学生に車を貸した所有者は逮捕、起訴され懲役6年の刑に服す。 一方で学生遺族と並走し事故に巻き込まれた被害者は共同で不良車オーナーに対して民事訴訟を起こす。

被害者弁護士からの依頼で、弊社の交通事故調査チームが事故再現調査を行うとともに、事故を目撃したドライバーの割り出しとインタビュー、 事故を担当した警察官からの証言、対象車両の修理、点検を示す記録の検証など後日の公判に必要なインフォメーションを収集し 加害者(車のオーナー)と保険会社から満足のいく賠償金を勝ち取ることに貢献する。

     

content_paste ケース(2) - 日本のTVディレクターが、出張中のアメリカで失踪

person 依頼人
ご家族
person 調査対象人
TV局の会社員
photo_camera 第3者・機関
サンディエゴ警察

2016年初冬、K氏は日本からのクルーを引き連れロサンゼルス市内で、TVコマーシャルのフィルム制作に携わり、1週間ほどで完成。 市内ホテルで現地のスタッフと打ち上げ会で完成を祝ったあと、各自ルームに戻り明日帰国のための準備を始める。

翌日出発時間に現れないK氏を心配しスタッフ総出で心当たりを探すも徒労に終わり、数日後に最寄り警察に 行方捜索願を提出する。

一方、K氏の安否を心配した日本の家族から捜索依頼を受けた我々は、警察とは別に独自調査を開始する。 K氏は学生時代サンディエゴ近くの大学に留学していたということで、彼が立ち寄りそうな場所、通っていた学校、 好んで散策したビーチ、学生時代の知人宅などをチェックするも手がかりはつかめず。

また同時に、弊社の元同僚が所属するロス市警察本部の、行方不明者捜査課を訪問し、K氏の身体的特徴、失踪時身に着けていた 衣服・アクセサリーなどをもとに、警察間のネットワークでサンディエゴ警察に捜索要請する。

数日後同警察より、管内のビーチ松林でアジア系男性の自殺体が発見され身元未確認(John Doe) として 群立検視局に保管されているとの連絡を受ける。

すぐにサンデイエゴに飛びそこで検証した結果、彼が身に着けていた特徴のあるネックレス、日本の歯医者から送られてきた 歯形も一致したことからKであることが判明する。

残念な結果ではあったが、我々がロス、サンデイエゴ両警察を繋げ、三者の綿密な連携プレーで、 ご遺族にはより迅速に正確な報告できたことに満足している。

     

content_paste ケース(3) - 旅行・添乗員ドライバーが、不動産投資持ちかけ詐欺

person 依頼人
日本人・旅行客
person 調査対象人
旅行社・添乗員ドライバー
photo_camera 第3者・機関
弁護士、裁判所、社会保障事務局

東京からロサンゼルスに到着したE家7人はサンタバーバラ、ハリウッド、デイズニ―ランド、サンデイエゴまでの観光プランをたてる。 人数も多いので添乗員つきのマイクロバスをチャーターした家族は、滞在6日間、添乗員Yとすっかり打ち解け、彼らが帰国後も交際が続く。

こうして家族の信用を得たYは、6ケ月後にE家を訪問し家族の好意で一室をあてがわれ、数ケ月も家族同様の待遇を受けるが、 ある時Yより「イタリア・ミラノの由緒ある中世の城を模したホテルの共同オーナーになるのに150万ドルの投資をしないか、 世界中の金持ちからの予約でいつも満室状態、高リターン、低リスクだ」ともちかけられる。

すっかりYを信用しきっているE家族は彼のいうままに数度にわたり総額を現金で渡してしまう。 金を受け取ったYはアメリカに戻り、行方をくらまし音信不通となる。 E家は最寄りの警察に被害届を出すも東京、ロサンゼルス、ミラノと3ケ国をまたぐ国際事件ゆえ、 Yの居所さえもつかめず捜査は難航する。

一方E家は民事で詐取された金の返却を求めようと、弊社に専門弁護士の選定とYの居所を依頼する。 我々はまずこの種に精通する弁護士を選択し民事訴訟の準備をする一方、Yの居所調査を開始する。

調査を進めるうち彼が当地に住む日系人、日本人からの旅行者をターゲットに多くの詐欺事件に加担していることがわかる。 特に旅行者は被害届を出さずに帰国してしまうことが多いということを知っているからである。 Yは住所も転々と変わり偽名を使い自動車免許取得、ソーシャルセキュリティーの不正受給も判明する。

数ケ月後の追跡の結果Yが身分を隠し女とロサンゼルス郊外のアパートメントに住んでいる情報を得る。 その後の現場監視調査から彼が実際に女のアパートメントで生活を営んでいることを突き止める。 こうしてYにたいして裁判出頭命令書を手渡し伝達し後日の公判が可能となる。

     

content_paste ケース(4) - 大手食品卸会社の在庫品盗難

group 依頼人
食品卸会社
group 調査対象人
従業員・数名
photo_camera 第3者・機関
オレンジ郡警察

オレンジカウンティ―の日系食料品卸会社から高級食材紛失の相談を受ける。敷地内には倉庫、本社オフィスが隣接、従業員200名を抱える総合食品会社で主に ロサンゼルス、オレンジカウンティ―地域のレストラン、スーパーマーケットに高級食肉、海鮮類、食材一般を卸している。

担当者いわく、ここ半年ほど在庫数と売り上げが合わずに困っているので調査してほしいとの依頼を受ける。 3名の調査員が現場での調査を開始する。 250,000平方フィートの広大な倉庫には、フォークリフトが行き交い倉庫担当者がオーダーに沿ってデッキに横づけされているデリバリートラックに、その日配達する食品を搬入している。

調査チームは倉庫要員になりすまし在庫品管理システム点検から倉庫内外の監視カメラ見直しを含め調査を進める。 数週間の内偵調査で分かったことは、商品受け渡し要員と清掃要員が結託し、空箱のなかに商品を隠し外のごみ廃棄箱に投げ捨てあとで、 仲間のボックス回収業者が拾い集めていること、また尾行調査からオーダー数量以上の商品をトラックに積み込みドライバーが路上で売りさばいているところも目撃する。

こうした行為はすべてビデオに撮ったうえで地元警察に被害届を提出、不正に加担したすべての社員を解雇する。 企業内の不正行為は社員のモラルの低下にもつながることから専門家によるより速い対応が肝要である。



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インターセック監修 記事より
(2021年6月16日)